今回ご紹介させて頂きます加工品は、既製・購入品であります『精密転がり軸受け』に対する追加工となります。購入品のシャフトの長さを50Ｌから49Ｌへ変更（切断加工）し、次に軸端面へＭ3深さ6のめねじ追加工（両端面）を行いました。

　加工内容とすれば、特筆してご紹介する内容はないかもしれませんが、ワークの材質がSUJ2であることが挙げられます。SUJ2は通称ベアリング鋼とも呼ばれ、特殊用途鋼材のうち軸受け（ベアリング）等によく使われる鋼材です。多くの場合、焼き入れ処理（今回はHRC58以上）を行って、高い耐摩耗性が必要とされる局面で使われます。そのためこちらの事例においては、端面へのめねじ加工（タップ）は、切削や転造ではなく放電加工（タップ）にて行いました。

　この様な特赦加工につきましても対応しております。　加工についてお困りの方は一度ご相談下さい。

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