金属加工エクスプレス.JPの別ページにおいて、SUS（ステンレス）製のスプロケットの追加工事例を掲載しておりますが、こちらの加工品はSS材のスプロケットを追加工したものとなります。ステンレス材の追加工事例と同様、SS材についても市販の25番のスプロケットの中に今回のような形状のキー溝を持ったものがなかったからで、SS材についても25番という小さいスプロケットに対しても対応が可能です。加工手順としてはこちらもステンレス材の追加工事例と同様で、ボスの内径および厚みを旋盤加工にて指定寸法に仕上げてから、ボール盤にてキー固定用のタップ加工を行い、スロッタにてキー溝加工を行うというものになります。更にSS材の追加工事例のみに見られる特徴としては、タップ穴を90度別の箇所に施していることが挙げられます。このように当社では、試作段階における小ロットの金属加工について、材料を分けた加工対応も可能となっておりますので、お気軽にお声がけください。

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